冠婚葬祭にはマナーが重要!

供花を贈るときのマナー

知っている人が亡くなった時に、お供えとして供花を贈りたいと思う人も多いでしょう。
そんな時はいくつかの注意点があります。

まず、葬儀に間に合うようにと勝手に自分で花を用意して贈りつけるのはいけません。供花を贈る時はまず最初に遺族へ相談する事から始めます。
何故かというと、葬儀のときは葬儀社が祭壇や花の飾り付けを行うケースがほとんどです。その際に勝手に好きな花を贈りつけても、祭壇の飾り付けには不向きなものや、祭壇の統一感を損なわせてしまう場合があるからです。
また、地域や宗派によって葬儀のスタイルは異なります。なので、まずは遺族に供花を贈りたいという旨を伝え、指定された葬儀社を通じて手配を行うほうが良いでしょう。

どうしても好きな花を贈りたいという場合は、祭壇に供えるのではなく、自宅用の後飾りや枕飾りに使ってもらえるような供花を贈りましょう。
もう一つの注意点は贈るタイミングです。通夜の当日か、遅くても葬儀が始まる2時間前くらいには斎場に届くように手配を終わらせましょう。
また、葬儀の案内で「供物・供花は辞退します」といわれた場合には、遺族の意向に従って贈るのを控えましょう。
注意点を守って、お悔やみの心を遺族に伝えることが大切です。