冠婚葬祭にはマナーが重要!

香典返しのマナー

葬儀のお返し、それを「香典返し」といいます。
葬儀の時、受付でお香典を渡すと、返礼品(または引換券)を手渡されます。
これは、会葬御礼です。葬儀では慌ただしくて、一人一人にお礼を言えませんから、お礼状と何か簡単な品物が入っています。
お香典のお返しというと、葬儀の後、49日忌が終わってから改めてお返しの品を皆さんにお送りするのが、一応のルールです。

ですが、かなりの出費になります。
包まれていたお香典が、その地域の一般的な相場であった場合には、会葬御礼で終わり、という場合もあります。
お香典を包む方も、それ以上の気遣いはしなくていいよ、という暗黙のルールです。
場合によっては、通夜葬儀の時に、会葬御礼に香典返しを一緒にすることもあります。
葬儀に行ってお香典を包んで、渡されたお礼状に添えられている品物が、少し高価なものであった場合には、これが香典返しなんだな、と理解します。
なので、葬儀も49日忌が終わったはずなのに?などと言ってはいけません。

では、49日忌明けにお香典返しが届いた時のルールについて。
お礼の電話やお手紙を書いてはなりません。不祝儀ごとの返礼品のルールです。
職場で会ったとき。仕事先で会ったとき。近所で顔を合わせた時に、会話の中で「お気遣い頂きありがとうございます」と軽くお礼を言う程度にしてください。
香典返しには改めてお礼を言わない。
これはルールというより、礼儀ですね。”