冠婚葬祭にはマナーが重要!

その他の慶事マナー

電報は人生の様々な、おめでたい行事の入園のお祝いから始まり入学のお祝い、そして卒業のお祝い、大人になれば結婚のお祝いや出産のお祝い、、それから葬式の時などにも利用されておりますが、今では、そういった特別な時や冠婚葬祭の時などの利用だけではなく、お誕生日のプレゼントの代わりとしてのお祝いや、ちょっとしたお礼などといったシーンでも利用されております。

電報を依頼するときは、電話でもインターネットでもどちらからでもできるのですが、電話の場合はどうしても聞き間違いなどや漢字の間違いなどといったミスが起こってしまいがちですが、インターネットの場合でしたら、送り先の住所や氏名、電報の文章、自分の住所や氏名などといった項目も全て自分で入力しますから、聞き間違いで漢字を間違われるような心配もありませんから、ネットの方がメリットがあります。

また、文章も、お祝いやご葬儀などに合った文例などを選ぶこともできますが、自分で文章を考えた場合、電話で電報のサービスの会社の人に伝えるのが照れくさかったり、恥ずかしかったりということもありますが、ネットだと、第3者の誰かに聞かれるという心配がないというのもメリットになります。

新居祝いのマナー

180889154親族や知人友人、同僚などが新たな場所へ転居した場合、新居祝いを送るのが慣例です。ちなみに新しい家を購入したり新築した場合には新築祝いとなり若干異なりますので注意しましょう。送る品物は、転居先で使えるものを送るのが一般的です。オフィスを移転した際などと同様、観葉植物なども人気があります。贈り先の好みがわかっている場合は気の利いたインテリアでも嬉しいかもしれませんが、後に残るものですから、予め希望を聞いておいたほうが喜ばれるでしょう。

私事ですが、先日友人が新居を購入したので何か贈り物をしようと思い探してました。前にあったのですが、新築の家に絵画を送った人がおりまして、それがまったく趣味に合わず大不評でした。もちろん気持ちは嬉しいのですが、インテリアは結構こだわりや好き嫌いがありますから、ちゃんと相手の意図を尊重するべきでしょう。しかも結構な値段のものを画家に描かせて、勝手に人数分で割られてしまい誰も得しなかったことがあります。そんなこんなで、今回は無難にスリッパを単独購入して送りました。これなら別にあっても困らないですからね。お客様用とかで。意外にこういうのは必要性がないと揃えないので、急な大勢の来客時とか便利ですから。
 

 

鏡開きのマナー

鏡開きは古くからお正月やお祝いごとなどで使われてきました。そこでよく目にするのは酒樽を開けるのですが、酒樽は木で頑丈に固くできています。実際にこれを割るのにどのように割っているのでしょうか。祝い事でよく見る鏡開きは、実はキレイに割れるように事前に手を施しているのです。それは酒樽を事前に割っているといった手ほどきです。酒樽を割るのに用意するものがハサミとトンカチ、釘にかまぼこ板のような細長い木の板です。まず酒樽を覆っている太い縄をハサミで切っていきます。縄はとても太いものなので、この時使用するハサミはどんなものでも着れる頑丈なモノにしてください。

太い縄を切ったら周りにある細い縄であるくちかがり縄を切っていきます。縄を全て切ったらはずし、樽の蓋にある竹の輪をかまぼこなどの細長い板とトンカチを使い竹の輪をゆるめていきます。この時樽を一周トンカチと板で叩いていくと、まんべんなくゆるめることができます。樽を包んでいる布を折りたたんで樽の蓋をきれいに見せます。蓋に取り付けてある栓をトンカチを使って外し、蓋を持ち上げましょう。持ち上げた蓋を引っ張ると、簡単に外れることができます。あとはふたを元の位置に戻すと鏡開きの準備の完成です。

一般的に、開業・開店、当選、結婚、新築などの際に贈られるのは花が多いと思います。ただ、日持ちのいい花ってなかなかないんですよね。届いた時はきれいでも、生花はそんなにもちません。そこで、樽酒を送ってはいかがでしょうか?こも樽に入ったお酒は、鏡開きにもちいられるので新しい門出を祝うお祝いにはもってこいの贈り物なのです。最近ではちょっとしたサイズのこも樽も通信販売で買えるので便利ですよね。