冠婚葬祭にはマナーが重要!

結納のマナー

結納とは男性が女性に結婚の約束を形として表すためのものです。両親の顔合わせも兼ねて結納をするというスタイルが最近は増えてきています。結納の品にかかる費用は家庭や状況に応じて様々ですが、一般的には男性は100万円から130万円、女性は20万円から30万円ほどかかります。

収められる品はどれも縁起物として様々な意味が込められており、関東式と関西式があります。関東式のものには、品名や数を記載した目録、末永くという意味が込められた長熨斗、お金を包んだ金包、武士社会でめでたいものとされていた勝男節、末広がりに続くようにという願いが込められた寿恵広など様々なものがあります。

関西式のものには、長熨斗、日持ちすることから長く続くように願われたスルメ、よろこぶという言葉から昆布、指輪などがあります。各家庭のしきたりによって大きく異なってくるので、両親としっかりと相談して結納品を決めていく必要があります。この他にも婚約記念品などをお互いに渡しあったりもします。また、会場を用意したりする場合には、食事代や会場代などがかかりますが、食事の際に割り箸を用いるのはマナー違反になってしまうので、丸箸を用いるなどの注意が必要です。